併願校について
私は最終的に都立高校に進学することにしたのですが、併願校は事前に確約を取っていた学校を除いて4校受験しました。学校の先生や友人からは
「そんなにたくさん受けて体力的に大丈夫なのか。」
といった心配をかけられましたが、ほとんどの志望校に合格することが出来ました。
それでは、併願校について考えていきましょう。
都立のトップ校では自校作成問題というものがあります。他県の入試制度はよく分かりませんが…
都立高校の自校作成問題のうち、日比谷、西、国立の問題は最も難易度が高く、早慶レベルの難易度を誇ります。よって、それらの学校の志望者の併願校はハイレベルです。確約済みの抑え校のみの受験でこれらの高校の入試に臨む受験生はあまりいません。多くの人は第一志望にに落ちても困らないような学校を受けています。
併願校のジャンル分け
①最難関高校
これらの学校は5教科入試のため、時間配分や当日の過ごし方など、都立高校の練習にもなります。しかし、理社も難関対応が必要です。
②有名大学附属高校
これらの学校では3教科入試のため、理社の学習は不要ですが、3教科において高い能力が求められます。また、特に早慶附属の場合、入学≒早稲田大学や慶應大学への進学を決めたということになるので、将来の方向性が定かではないない場合はあまり附属校はお勧めしません(特に理系の場合)。
③その他進学校
市川、昭和秀英は5教科入試です。これらの学校は非常に高い進学実績を誇りますが、一方で第一志望の大学に行くとなると最低でも一年間は塾通いをすることになると思うので、学費面を考えると…
参考 私の併願校
私はいわゆる「狩猟族」(何個も私立高校を受け、受かったところを抑えにして都立に進学する)でしたので、5つの学校を併願にしました。
立教大学の附属高校です。他大学進学する人も多いです。池袋から東武東上線で20分ほどのところにある志木駅から徒歩10分程度のところに、広大なキャンパスがあり、後者もきれいです。学校と新座駅、志木駅の間をスクールバスが走っています。無事に合格をいただきました。
②早稲田大学本庄高等学院(早大本庄 受験日 一次2/9 二次男子2/14 女子2/15)
早稲田大学の附属校です。埼玉県本庄市、新幹線の本庄早稲田駅の近くにあります。2020年度入試から二次試験がなくなるそうです。一次試験は早稲田大学と本庄高等学院で受験地を選べます。こちらも無事に合格をいただきました。
慶應義塾大学の一貫教育校で、早慶附属の中ではネームバリューはナンバーワンです。部活動が盛んで、野球部は昨年甲子園に出場しました。また、生徒数が1学年700人ほどと多いです。第一校舎は築80年以上ありますが、非常に設備は充実しています。こちらは補欠合格をいただきました。
早稲田大学の附属校で、男子校です。設備は充実しており、校舎は大学のような雰囲気で非常にきれいです。また、入試で面接の代わりに1200字の小論文が課せられます。
こちらは無事に合格をいただきました。